リハビリの日々

2015年7月19日

母が、脳出血で緊急搬送されてから1か月近く過ぎました。
自己主張の激しい、ただの食いしん坊たぬきだと思っていたわが母は、看護師さんたちにも驚かれるほど素晴らしい回復力で少しずつ歩けるまでになりました。
毎日のリハビリで「すごいできてますよ~」と褒められても
「何もできてないのに褒められる」と以前のように動けない自分に歯がゆい思いをしているようですが
動かなかった右手の指が、ゆっくり一本ずつ折れるようになったときは大喜びでした。
そしてお手玉を握って投げれるようになった時のあの感動!!
普段何気なく動かしている自分の指が、いろんな神経の伝達で動いているんだなと実感させられております。
自分の指だけど自分ひとりの力じゃないというか、いろんな力で生かされていることがありがたいことなんだと、食いしん坊たぬきに教えられております。
言語のリハビリも、はじめの頃は絵を見せられても、それが何か答えられませんでしたが、絵を見たら答えは出せるようになってきました。ただ、想像したものを言葉で口から出すという作業が難しいようです。
「スーパーに来ました。今日は中華料理にしようと思います。何を作りますか?何を買い物しますか?」と質問されても何も出てこなかったと言ってました。先生が餃子は?とかヒントを出してくれてやっと言葉が出てきたと。
「人間の頭ってすごいな~」と二人でしみじみ。

主治医の先生やリハビリの先生や看護師さん、いろんな人たちの励ましで日々リハビリに励んでおります
ありがとうございます。

投稿者 : ヘルパーおかめ