ありがとうございました

2015年9月7日

私の大好きな大好きな94歳が、今日永眠されました。
ほんとに、いっぱい、楽しい時間をありがとうございました
出会たことに感謝
良く口ずさまれていた言葉を借りて
「運じゃなく縁ですよ!」
どうぞ、安らかにお眠りください

投稿者 : ヘルパーおかめ

踊ってみよう

2015年9月4日

入院中の94歳利用者さん
絶飲食になってから一気に足の筋肉が落ちました。言葉もあまり話してくれません。
一か月前まで自分で立って歩いていたのに、やるせない気持ちでいっぱいです。
ですが、ベットのあたまを90度まで上げると目を開けてくれるのでなんだかんだと話しかけます。
ちょっとうなずいたりしてくれるととてもうれしい。

入院前は私が無意味に踊りだすと「何をしとるんや?もうええもうええ、分かった」とあきれて笑ってくれていたので
今日は病室でちょっと踊ってみました。
声は出ませんが笑ってくれましたよ。あきれ顔でしたよ。
さらに耳元で、「もう仕事に行くからいってらっしゃいって言うてくれたらうれしいな~」
と何度も言うと
「いってらっしゃい!!!」
と大きな声で言ってくれました。
「めっちゃ元気で頑張れるわ~ありがとう」
と言うと満足げにうなずかれていました。
「もう一回言ってくれへん?」
と頼みましたが寝てました。
明日も泣かずに踊ってみよう。

投稿者 : ヘルパーおかめ

人生は重く深い

2015年9月2日

この仕事をしていると、いろんな人の人生に首を突っ込むことになります。
その人のいろんなことに思いを巡らしたり、過去を振り返ったりします。
出来るだけ、その人の人生の邪魔にならないようアンテナを張って介助をしていると、一人の人間の生きてきた道が重く深く伝わってきます。命は尊い。
日々の生活は人生の一部
そこに首を突っ込むことの危うさを感じなければいけない
と思います。
想像して理解しようとする力が必要で、難しい。
生きていく力になれる存在になっていないと、
私達は利用者さんにとって精神的な迷惑で、身体的苦痛で、にもかかわらず「ありがとう」と言わなければならない雰囲気で...
それが日々の生活になっている。悪夢です。
こんな事が仕事として認められていいはずがない。
自分の仕事が生きていく力になっているのか?
日々意識し、前進したい思います

投稿者 : ヘルパーおかめ