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ええ大人

2015年9月19日

私は、凡人なので、そう簡単には、毎日顔を合わせて笑っていた人の死を、受け入れられないようです。
「どうにかならんかな?」と思ってしまいます。
ですが、ええ大人なので
「そうか、死んだということは、どうにもならんよな...」とあきらめます。
ええ大人ですが、びっくりするほど涙が止まりません。

それでも、時間は流れていく。
ええ大人は、立ち止まっていられません。
ちょっと、その速さについていけてない。
目が回る。クルクル回る感じです。
ええ大人は、クルクル回りながらも、歩いていかねばならないのです

投稿者 : ヘルパーおかめ

人生は重く深い

2015年9月2日

この仕事をしていると、いろんな人の人生に首を突っ込むことになります。
その人のいろんなことに思いを巡らしたり、過去を振り返ったりします。
出来るだけ、その人の人生の邪魔にならないようアンテナを張って介助をしていると、一人の人間の生きてきた道が重く深く伝わってきます。命は尊い。
日々の生活は人生の一部
そこに首を突っ込むことの危うさを感じなければいけない
と思います。
想像して理解しようとする力が必要で、難しい。
生きていく力になれる存在になっていないと、
私達は利用者さんにとって精神的な迷惑で、身体的苦痛で、にもかかわらず「ありがとう」と言わなければならない雰囲気で...
それが日々の生活になっている。悪夢です。
こんな事が仕事として認められていいはずがない。
自分の仕事が生きていく力になっているのか?
日々意識し、前進したい思います

投稿者 : ヘルパーおかめ

大人っ!

2015年8月18日

訪問の合間に入院中の94歳のお見舞いに。

病室に入るとベッドの上でズボンを脱ごうとしてらっしゃいました。

トイレに行きたいんだなと、ナースさんを呼ぶと、ナースさんが眉をひそめて

「あ〜あ〜、脱ぎ脱ぎしたらあかんやん。こんなことしたらオシッコ漏れてしまうやろ〜。ズリズリあかんで〜。直すわな〜。」

病室の外でその声を聞いて悔しくて悔しくて、出てこられたナースさんに

「入院するまで自分でしてはったからトイレに行きたかっただけだと思います。ありがとうございました。」

と私。

病室に戻ると94歳

「集団の中に入ると集団のやるようにやらなあかん。そういうもんや。そうせんとバラバラになってしまう。」

と。

「Nさん大人ですね〜」

と二人で大笑い。

まだまだ私青いな〜。

投稿者 : ヘルパーまめ